プロペシアにもうジェネリックが出ているわけ

ジェネリック医薬品とは、先に開発された薬にならって、後から開発された薬のことです。
先に開発された薬に含まれている有効成分の特許が期限切れになった後で、他の製薬会社によって開発されます。

特許期限前に開発すると、特許権に抵触することになります。
すると特許権侵害罪に問われることになり、罰金が請求されます。
そのためジェネリック医薬品は、特許が切れてから開発されているのです。

しかしインドは、成分に関する特許条約に加盟していません。
つまりインドの製薬会社でなら、特許期限前の薬をもとにした薬を開発することができるのです。

たとえばプロペシア ジェネリックのフィンペシアがそのひとつです。
プロペシアとは、アメリカの製薬会社が開発した、抜け毛を抑える効果のある医薬品です。
これに配合されている有効成分のフィナステリドの特許期限は、2019年です。
したがって本来は、2019年まではプロペシアのジェネリック医薬品の開発はできないことになっています。
しかしインドの製薬会社ではそれが可能ですし、実際にフィンペシアが開発され、他の国々でも販売されています。

フィンペシアの成分や効果は、プロペシアと同じフィナステリドが配合されているため、効果もプロペシアと同じです。
しかし効果は同じでも、開発費がそれほどかかっていない分、価格はプロペシアの数分の1という安さです。
安く購入できるため、長期間かかる薄毛や抜け毛の治療には適していると言えます。
そのため需要は、非常に高いものとなっています。

もともと世界のジェネリック医薬品は、その大半がインドの製薬会社で開発されています。
そしてその中には、フィンペシアのように特許期限前の薬をもとに開発されたものも、多くあるのです。